大エロ捜査網

3月8日に阿佐ヶ谷ロフトAでリットン調査団の藤原さん、ケンドーコバヤシさんとのトークイベントに出演することになりました。

大エロ捜査網 – LOFT PROJECT SCHEDULE

大エロ捜査網というタイトルでひたすらエロ話をするというものです。

藤原産もケンドーコバヤシさんもエロ関連のトークは定評があります。

自分はそこで素人です。芸人ではありません。

だからこそ自分はフェチ、変態などというカテゴリに追いやられてる人たちの笑いと哀愁が混じった話をできたら、と思っています。

そもそも人間の性欲なんてものは素晴らしい反面、非常に滑稽です。そこでさらに性的対象が世間の大多数とずれている人は素晴らしさも滑稽さも増幅されがち。

そういう人たちだからこそ、見えてしまうものがあるんじゃないかな、ってことを体験談を交えて。

ケンドーコバヤシさんとはこの日が初対面です。藤原さんとはイベント共演をきっかけに10年近いお付き合いがあります。その間、藤原さんに起きたエロ事件のことも。そういうことが起きるたびに「芸人というのは意識しなくても状況が面白くなってしまう悲しい、そして素晴らしい生き物なのだな」と思いました。

私は結構暗い人間なんでこういう文章になってしまいましたが、当日は笑える、楽しいイベントになりでしょう。

前売り発売中です。どうかよろしくお願いします。

ふたつの村西とおるドキュメント

片岡鶴太郎さんのブログに、AV業界のレジェンド、村西とおる監督のドキュメンタリー映画の試写会にいった、との記述がある。

ameblo.jp

 

そこには「M/村西とおる熱狂の日々」という映画のタイトルがある。

違う。数年前に自分がとある試写会で見た、村西とおるドキュメントとは違う作品なのだ。

togetter.com

 

すでに公式サイトも消滅してる「ナイスですね 村西とおる」という映画は結果的に封印されてしまうのだろうか。

自分はこの映画が好きだ。もうひとつのドキュメントを未見のまま悪くいう気はない。ただこっちが公開されないというのは残念だ。

人づてになぜそうなったのかという事情は聞いているが不確かなのでいまは書かない。

そもそもいまこうやって「ナイスですね」を話題にすることも余計なお世話なのかもしれない。

高槻さん(ナイスですねの監督)、私がこういうブログを書くこと、ご迷惑かもしれません。でも我慢できずに書きました。

ナイスですね、がナイスなことになるには、いったいどうしたらいいんでしょうね。

火曜日イクイノックスの方向性

ご無沙汰しています。毎週火曜日に沼袋のイクイノックスでバーをやっています。おかげさまでもうすぐ三か月くらいになるでしょうか。

ここまでやってきてなんとなく方向性が見えてきました。自分は性的嗜好に対しては割と自由で、かつデタラメな部分を持った人間です。人に迷惑をかけないかぎり何を妄想しようと、またはそのカップルが何をしようと咎める気のない人間です。

同時に様々な性的嗜好、誤用ですが「性癖」には好奇心、興味のある人間です。だからこそ若い時にビザールな嗜好を扱った雑誌に関わってきました。好きなんです、根っから。

そういう人の話を聞くというか、火曜イクイノックスという場ではそういうこと、胸にため込んでるものを話せますよ、というスタンスは提示したいと思いました。

同性愛、異性愛、フェチズム、SMなど話せる空間。実践などはご遠慮ください。一応、法律は気にします。捕まるのNGですから。

射精、プレイなどはできないですが(飲食店なんで)、話すなら頭ごなしに否定しないです。聞きますというスタンス。性的なものの話題に限らず、うん、聞きますよ。

実は初期からエロに偏見のない女性がほぼレギュラーでカウンターに入ってます。またこれから不定期出勤ですが女装子店員さんが月イチくらいで入るのです。薄給ですがそういうスタッフも募集してます。

毎週火曜日、沼袋イクイノックスでお待ちしております。

alterna-vision.com

http://alterna-vision.com/equinox/map/

火曜日、バーをやっています

久しぶりの告知です。前回からまた日が開いてしまいました。

自分のやっていることに意味や理由などを見出そうとしています。

かつて意味というものから逃げようとしていた自分がです。

この感情は、いつの日にか説明しようと思います。

今回は告知です。

沼袋にあるイクイノックスというイベントスペース

EQUINOX 沼袋 – 沼袋にあるアミューズメント&イベントスペース

で毎週火曜日、19時から23時、バーを担当しています。

alterna-vision.com

週に数日の書店員だけでは金もないし時間もいたずらに余るので、縁あってバーをやることにしました。

過去にガールズバーの黒服を数週間やって、勝手にクレジットカードを作られそうになって逃げたという過去があるのですがその時の経験は生きるのでしょうか?

バーはコーラや牛乳がない、といういくつかの問題を抱えています。私が仕入れればいいんです。すみません。

生意気にもオリジナル料理(週一なので缶詰に一手間加えた料理がメイン)やオリジナルカクテル(パイカルソーダ割りという悪質な飲み物)などを作ってます。あ、あと地酒のワンカップを数種類。

先月末からやっていていまこの時期にブログに書くのは数回やって辞めた時に、ツイッターならいいけどブログで書いたら恥ずかしいな、とよくわからない羞恥心を出したからです。なんでしょうね、これ。

火曜日という平日に、しかも沼袋という地元の人以外からは遠く感じる場所にバスと電車を使って通ってます。

イベントとはまた違った感じで、当然文章なんかとは全然違う、時間と空間でお客さんに楽しんでいただければ、と思っています。

そういう風にして生きるのが、いま自分にとっての意味のある行為なのです。

こな話は長くなるし、まだまとまりません。

ただ昔よりもっと素直にモチベーションを作って生きていきたい。

難しい話はともかく、火曜日、お待ちしています。

フェチロワイヤルやります(その2)

「フェチロワイヤル」 – LOFT PROJECT SCHEDULE

4月22日(土)深夜 阿佐ヶ谷ロフトA

「フェチロワイヤル」

【出演】鶴岡法斎、雷神(AV監督)、麒麟(AV監督)、白虎(AV監督)

誰もが持っている自分だけがこだわる『性的嗜好』を語るトークイベント。そこにゲーム的要素を入れてお互いがトークしながら相手を採点して競うという新機軸。今宵、最強のフェチズムが現れる?

【ルール】出演者は定量のチップを所有してクロストーク。誰かの話に「共感」もしくは「驚嘆」した場合、チップをその感情の量だけ渡す。最終的にチップの一番多かったものが優勝。

 

イベントの告知的にまた書きます。白虎監督は実はこの日が初対面になります。

このイベントをやるときに「あ、会いたい」と思って麒麟監督経由でオファーしました。

「百合」「レズ」のAVを撮ってるという印象。百合とレズの言葉の定義もいろいろありそうなんで当日聞きます。

悪い意味じゃなくて昔の少女漫画というか、どこにもいない概念としての少女を白虎監督は追っている気がするので、興味があるのです。

この人絶対面白い、という期待。それ、今回はかなり自信があります。

フェチロワイヤル、やります(その1)

「フェチロワイヤル」 – LOFT PROJECT SCHEDULE

こんなイベントをします。

4月22日(土)深夜 阿佐ヶ谷ロフトA

「フェチロワイヤル」

【出演】鶴岡法斎、雷神(AV監督)、麒麟(AV監督)、白虎(AV監督)

誰もが持っている自分だけがこだわる『性的嗜好』を語るトークイベント。そこにゲーム的要素を入れてお互いがトークしながら相手を採点して競うという新機軸。今宵、最強のフェチズムが現れる?

【ルール】出演者は定量のチップを所有してクロストーク。誰かの話に「共感」もしくは「驚嘆」した場合、チップをその感情の量だけ渡す。最終的にチップの一番多かったものが優勝。

 

まあ内容については当日会場で、ということで、ここでは出演者のことを少し。

今回は麒麟監督のことを書きます。

作品は以前から存じていましたが昨年イベントで知り合って急速に親しくなりました。

矛盾した表現ですが非常に感じのいい、頭のおかしい人です。

AV監督として取られているのは「ごっくん」「食ザー」です。

女性が精液を飲んだり食べたりする作品ばかり撮っています。

これは自分の性的嗜好に拠るものなのですがインタビューや手コキ、フェラなどはとても見ていて興奮する作品です。画も綺麗で編集がうまい。でも女の人が食品に精液をかけて食べるシーンになると自分は性的に無反応になります。

絶対に上手に作ってます。自分にその趣味がないのが悪いのです。何かルールのわからないスポーツを見てるような感じ。

前に麒麟さんに、

「普通のAVは男優が射精するところで感情移入して見てる方も射精する。ごっくん、食ザーは射精してから話が始まるようなものなので難しい」みたいなことをいいました。正直、そのジャンルで仕事をされてる人にとって失礼とも受け取られる意見ですが、自分はちゃんと麒麟さんと人間関係を構築したかったので、そう伝えました。すると麒麟さん、しばらく考えて、

「そのわかんない世界の、先にあるものが見てみたい」と。

冒険家かロックスターのようなかっこいいお言葉。

普段はなんだかんだでからかったり弄ったりしますが、基本的にこの人を信用して、尊敬しようと思いました。いまでもずっとそう思ってます。