バスのある暮らし

 前より調子は良くなっているのですがもやもやしてるところはそれなりにしています。自分が世間から見放されているのにこっちは世間に興味津々でインターネットやテレビを見てしまって勝手に情報を仕入れて、勝手に傷ついているのです。もっと静かに暮らせばいいものを一度でも人や世界と関わった時の孤独というものが消滅する感覚にとりつかれているのでしょう。ある意味ジャンキーです。インプット、アウトプットのバランスがもうちょっとちゃんとすれば少し落ち着くと思います。話したいことがあるけど何を話したらいいのか、どういう風に話したらいいのかさっぱりわからなくなっているんでしょう。この数年、ずっと寝てるようなものだったし。根源にある形にならないものが見事なぐらい形にならなくて癇癪起こしているんですよ。
 バス乗ってると楽しいですね。高速バスじゃなくて都内の路線バス。都バス。天気のいい日に座ってる時が特によくて。暖かい日差しが差し込んでる時にバスの振動にそこそこ揺られてると安らかな気分になります。10分、20分くらいなんですけど、落ち着きます。

冬の生活

  ぐっすり眠れるのは悪いことじゃないとは思うのですが10時間以上眠り続けるというのは身体のどこか悪いんじゃないだろうかと思います。最近、日照時間が減ってからこんな感じです。まあ素人判断ですが冬期鬱なんでしょう。数年前に激しい鬱病やった時と感覚が似てて、
「懐かしいな」なんて思いましたから。じゃあ春になったらよくなるだろうと楽観する方向で。冬至を過ぎたら日照時間も増えていきますからね。
「巨根の覚醒」はいろいろあって膨大な撮影素材もビーバップみのるのところに帰還しました。また追加撮影も編集もあったり。ひょっとしたら近いうちに何か発表があるかもしれませんがないかもしれない可能性もあるので期待しないでください。
 またなんか書きます。まずはリハビリ的に、考えたことを文章にする作業から。こちらも期待せずに見ていてください。

個人的に作った巨根の覚醒の年表

1月31日
Twitterで巨根さん(あきらナインティーン)と出会う。
2月7日
上野で巨根さんと出会う。鶴岡も途中から合流。
2月15日
車で巨根さん宅に行く。小坂井監督がドライバーで同行。
3月8日
巨根さん宅に再訪問。
3月16日
浅草にストリップを見に行く。鶴岡も同行。
3月20日
××くん来訪。ミソピーナッツに連絡を取り出す。
3月23日
ミソピーナッツと会う。
4月24日
一旦白紙化した巨根さんとの企画を撮り直すことにする。巨根さん来訪。
5月21日
恋人に途中経過を話す。片方の靴しかない、といいだす。
6月8日
電車で巨根さん宅に行く。一泊する。
6月13日
〇〇〇やってくる。
7月4日
ミソピーナッツと巨根さんの撮影。
7月11日
ミソピーナッツと巨根さん、女優さんふたりの撮影。
7月30日
Youtube用の撮影。バスケ、野球、ボウリングなど。
ガンバレプロレス観戦。
7月31日
女優さん面接。タノムサク鳥羽さん来訪。

この文章はフィクションです

俺は自営業をしている。最近は仕事の合間にAV男優をしているのだがAV業界の奴らは低能ばかりで現場でこの俺様を粗末に扱う。なんということだ、啓蒙してやる。男はそうしてTwitterを始めたがみんなにブロックされる日々は続く。どいつもこいつも正論をいわれて反論できないからブロックするんだな。で、ブロックされた人数が何百人も超えたあたり、いや実際は8人くらい、の頃に突然「いやー、素晴らしい。ごもっともですね」と変な二人組が近寄ってきた。「エルトポ見ました?」「華道の経験は?」「ガルパン面白いですよ」といいながらこのふたりは俺の家の庭で撮影をしだした。「これがドキュメントです」。それにしてもあのメガネの男はどうしてうちの庭に除草剤を撒くのか。あそこには母さんが大事にしている花壇が……。「枯葉作戦の残酷さを体感してこそのドキュメントです」とかいってる。勝手になにをしているんだ。みんなが来るから出前取れ? なんでそんなことを? 寿司でいいけどひとりだけカレーにしといてくれってどういうことだ? だから勝手に部屋の扉を開けるな。あっ、その部屋には太古の人々が封印した神々が……! 「あっ、ライトやなぎ……」(つづく。永遠に)

総収録時間6000分くらい

暇な夏を過ごすのかなと思ったら割と規模だけ大きい仕事が舞い込んできました。日給にすると2000円くらいです。バカにしてるのか! でもまあやります。

100時間近い資料映像を見ているのですが、いつ終わるんでしょうね? 休み休みやります。ポケモンGOのおかげで近所でいってない喫茶店を見つけたりしてるのでそこに行ったりしながら……。気分転換入れないとやってけないです。

勃‐1グランプリの番外編的イベントに出て10年くらい前に撮った尻フェチAVを上映したのですが思ったより高評価でよかった。小品的なエロ動画撮りたいですね。

また今度、なんか書きます。

ここでブログをやろうと思った

少しだけ動けるようになったのでブログを新設しました。前からやってるブログは書きかけの小説がまだ終わってなくて、そこに別の話を書くのがなんか気持ち悪くて、新しく作りました。個人的にはごちゃごちゃしてるのが好きなんですが、世のなかに、他人様に見せるときにある程度整理しておいたほうがいいのかなと思って。これから複数のブログをやっていくかと。わかんないですけど。やっと書けるようになってきたので。
 だいたい20年ぶりくらいで古書店の店員をやってます。シフトは週一なんで楽なもんですが、ずっと寝ていたようなこの数年だったので慣れるのに時間かかってます。いま三か月目くらい?

シン・ゴジラ」観ました。賛否両論ですが自分は楽しめました。登場人物が政治家や官僚ばかりで、弱者というかダメ人間が出てこないのは映画を見て数日してから気になりました。昔の自分ならそこに文句をいってたかもしれないですがいまは気にならないです。あの映画の力なのか、自分の心境か?

震災以降の、って文脈、容易い気がして抵抗あるのですが少し書きます。自分の話です。
2011年に自分は震災後の未来を舞台にした漫画の原作をしました。それは10年くらいぼんやりと考えていたことだったんですが、その単行本が出て、数か月で震災は現実になりました。自分が「とりあえず物語を動かすために作った」大災害後の未来なんて安っぽくて勝手なものだと思いました。それとは無関係にその作品は中断しました。数字が悪かったんでしょう。

またとある雑誌でやっていた小説の連載を一回休みました。3月の終わりくらいに編集者に「何も書けない」と伝えました。その後、苦心して完結させましたが、もう自分は書くということができなくなっていました。仕事がなくなるという危機感があるので編集者と会って話をするんですが、自分がぼんやりしているのがわかる。リラックスしているんじゃない。言葉、思考が出てこない。打ち合わせ終わって帰宅してからも何も思いつかない。そういう時期が続きました。細かい仕事を何とかだましだましやっているような感じです。

2013年の夏くらいだったと思います。頭痛や妙な倦怠感、吐き気などが続いていました。もう40になるし体力も落ちてる。夏バテかもしれないと思っていました。ある日、友人と話していてその人が突然、「どうしたの?」と聞いてきました。自分ではどうもしてないので不思議に思うと、「顔にまったく表情も感情もない」といわれました。気づいたら頬のあたりが強張ってる。口元に力が入らない。喋ってみると呂律も回らない。鏡を見たらまったく精気のない顔をしていました。死んだのかな? と自分でも思いました。そのままタクシーでとある心療内科に行きました。30歳くらいからかなり酷い睡眠障害で悩まされていて、治療も受けていたのでその処方箋も持って行った気がしますがこの時期の記憶はとにかく混濁してます。

数か月通院とカウンセリングを受けて鬱病だといわれました。しばらくしてSSRI、まあ新薬を服用するようになりました。あんまりひどい有り様なので実家で暮らそうかと思って両親に相談したのですが「(鬱病になるということは)それはお前が意気地ないってことか?」といわれて実家で暮らすのはよそうと思いました。

SSRIを飲んで2時間くらいは非常に調子がいいのですがそのあとの倦怠感がとにかく辛かったです。そういう時期が1年くらい続いたと思います。そこから2014年にビーバップ・みのると出会って、ゆっくりですがかつ劇的に状況が変わって、昨年くらいからSSRIは服用しなくてもよくなりました。この話はまたどこか別の機会に。

シン・ゴジラの話に無理矢理戻すと、それは本質的な話じゃないのかもしれないですが、トラウマのあることを虚構で再構成することによって治癒効果があるのではないかと思いました。もう少し書こうと思いましたが今日は力尽きました。また。